アートセラピーとの出会い
私がアートセラピーと出会ったきっかけをお話ししたいと思います。当時通っていた心理学の講座の中で、色の心理的意味の授業がありました。その時にした簡単な色をぬるワークが、その時の気持ちをズバリ色が表していたんです。それから色の心理的な意味にとても興味がわきました。その時は、心理学講座で勉強した事を伝えていきたいと思っていました。でも心理学というと、一般に受け入れにくいのでは?色彩心理から入ったら受け入れられやすいかも?と思いアートセラピーの講座に行く事にしました。自分的には術を学ぶ感覚でした。これがアートセラピーに出会ったきっかけなのですが、
…一回目の講座で私の甘い考えは打ち砕けました(-_-) こちらが、分析して相手の方の気持ちを知る手段ではないということを知りました。まず、たくさんの色がある。たとえば赤ひとつを考えても明るい赤から暗い赤、オレンジぽい赤からピンクぽい赤。そして赤を書いても補色(裏の色とでもいいましょうか)の色を感じているかもしれない…。明度などで意味もかわりますし、一人一人の生きて来た環境、その中から感じる色の捕らえ方、など違うので決め付けられない、デリケートなもの。なので他人が解釈なんてとんでもないです。
当日のワークで、たくさんの気付きがありました。今まで自由に生きてきたつもりでいましたが、ある一定の枠の中での自由な行き方しかできていなかったと。真っ白の画用紙を自由に使って下さいの言葉にどうしていいのか戸惑いました。取り合えず、書き始めましたが、画用紙からはみ出さないようにしている自分がありました。私は自分自身が決めるいろいろな制限から、枠から出たかったのです。いろいろなワークをするなかで少しづつはみ出る事が出来るようになりました。そうなって来た時、私はいろいろな事を始めていたように思います。
それからのワークでもいろいろ気づきをもらいました。自分が思う良いことも、悪いことも・・・とくに悪いと思う感情が自分自身の思い込みであることだったと理解できたことが私にとって一番の救いでした。
私は自分の辛い感情を言葉で表すのが苦手でしたが、アートセラピーでは作品にでてしまう(自分がそれについて話さなければそれまでですが)ので、私には合っていたんだと思います。どんな感情も心に留めているから苦しいんです。
心に留めて居る限りその感情から開放されることはありません。
・・・アートセラピーを学ぶきっかけとはうらはらに、アートセラピーにすっかり魅了されました。そしてたくさんの方にアートセラピーを知ってもらいたいと思っています。
