カウンセリングサークルワイズ » » 福島直樹のブログ » »まず、自分から変わろう・・・

まず、自分から変わろう・・・

今回のテーマは「まず、自分から」です。これは、当たり前の事のようで、とても大切な事だと私は考えています。

私たちは、当然のように、人間関係の中で生きています。親子関係、兄弟、親戚、友達、上司、部下など、私達の周りにはいろいろな人間関係があります。私達の「悩み」の中で特に多いのが、この人間関係と言えるかもしれません。私はカウンセリングを学んで、「この人間関係の問題を解決するヒントは自分にある」と考えました。

J.アレンは自分の周りの環境を「自分の考えが作り出したもの」と説きました。この考えからすれば、人間関係もまた「自分の考えが作り出したもの」と考えられます。つまり、「嫌いな人」も「好きな人」も、自分の価値観や考え方が作りだしているものなのです。そして、嫌な人間関係も自分で作り出していることになります。

よく人間関係の改善方法として「あの人が変われば…」と思ってしまう人をよく見かけます。しかし、前回も書きましたが、人は他人の意見では変わりません。これは、人間同士ならば、当然とも言えます。人には十人十色の価値観があります。しかもそれは、幼少の頃から作られたものと考えられれば、そう簡単に変わるものではありません。

では、どうすればいいのか・・・?

変えられないものを変えようとするには、膨大なエネルギーを必要とします。それよりも「変えられるものから変えていく」方が楽です。変えられるものとは?・・・そう、それは「自分自身」です。
ここで、さっきのJ.アレンの考えに戻れば、「自分の内面を変えることで環境を変える」のです。

自分が悪口を言われたくないのなら、自分は他人の悪口は言わない。自分がもっと褒めて欲しいならば、他人を沢山褒める。自分を愛して欲しいと思うなら、他人を一生懸命に愛する・・・
自分が他人にしてもらいたい事を自分が他人にしてあげる事で、それが今度は自分に帰ってくる。自分を沢山褒めてくれる人にあなたは悪口が言えますか?

「反面教師」とは相手の悪い部分を逆に見習って、それを自分がしないようにする事を言います。これと似た言葉にユングの「シャドウ」と言う言葉があります。これは相手の嫌だと思う部分は、実は、自分の欠点であったり、自分ができない事である事が多いのです。それが他人に「投影」されているのだとユングは言っています。

あなたに「害を与える」人間関係は実は自分が変われば解決する事が多いのです。しかし、それがちょっとしたこじれであれば、すぐに効果は出るのですが、それが複雑なものであれば、そう簡単に効果は表れません。また、先ほどの「シャドウ」の考え方で言うと、自分の気づいていない部分が「投影」されている事が多いので、そう簡単にそれを自分の嫌な部分だと認めることはできないでしょう。
しかし、大事なのはそのことに「気付く」事です。この人間関係を嫌なものにしている原因は何なのか?その原因を取り除くために自分ができる事は何なのか?そして、その人間関係を良いものにしたいと考えるならば、「行動」することです。「代価無しでは何も得られない」・・・「等価交換の法則」ですね。

私はこの事をカウンセリングの勉強とJ.アレンの法則に学びました。しかし、まだ、実行できていない部分が沢山あります。これは「シャドウ」だとわかっていても、それを認められない自分がいたり、他人の価値観をどうしても理解できない時もあります。

でも、(これはJ.アレンの言葉ですが)大切な事はそれをいつか自然にできるようになるまで、「行動」し続ける事です。今はできなくても、90歳位になった時にそれが自然にできるようになっていれば、私は人間として大きく成長した事になるのでしょう(笑)しかしそれは「結果」であり、そこにたどり着くまでに私の人間としての「枠」はどんどん広がり続けていたのです。たとえ、その目標にたどり着けなかったとしても、私の「枠」は「行動」をしてない人達よりはより広いものになっていることでしょう。

私は私の周りの人達が人間としてより「大きく」なる事を望みます。

その為には、まずは私自身がより「大きく」なる為の「行動」を続けなければならないと強く思っています。

関連記事:
  • ライフサイクル②~基本的信頼の獲得~
  • ライフサイクル
  • これもまたカウンセリングのひとつかもしれません・・・
  • 多角多面の繋がり・・・
  • 人はまったく同じではないからおもしろい

  • カウンセリングサークルワイズ » » 福島直樹のブログ » »まず、自分から変わろう・・・