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「宇治山田商 vs 佐賀北」

今年も自分の中での夏の風物詩、高校野球が始まっています。今年もマジメにインターネットで研究し、テレビで抽選会を見て予習もOK。子供の頃よりよっぽど今の方が、力が入っています。というのも友達同士で毎年ゲームをやっているからで、それで今年の自分なりの注目は、宇治山田商業と佐賀北でした。

まず宇治山田商業は、たまたま5月にスポーツ新聞の隅に見た春季高校野球東海大会決勝のちっちゃい記事。もちろんランニングスコアだけで、宇治山田商(三重1位)13-10中京大中京(愛知1位)でした。ところがよく見ると、中京の10点は最終回に挙げたもので、守ってる方の心境を考えただけで興味深いものでした。13-0からまさか負けることはないにしても、点差が詰まるにつれその‘まさか’がドンドン近づき13-10に。
油断した訳でも手を抜いた訳でもないはずで味わったこの緊張感。すごくいい体験をしたのでないでしょうか。考えただけでも胃が苦しいですが。

負けた中京のあきらめない気持ちもたいしたものです。13-0で終わるのとでは雲泥の差です。最後に生まれた一体感は素晴らしいと思います。
「13点取られても14点取ってやろう」人生と同じですね。

ちなみに中京大中京は愛知県の決勝で愛工大名電に7-5で敗れました。9回表に2点を勝ち越されての惜しい負け。甲子園に出られなくても得たものは大きいように思います。

もう1つの佐賀北高校は県立校で特に前評判もなく目立たずでしたが、県大会の結果を見てピンと来たのと、オープニングゲームを勝てば勢いに乗るかなぐらいな感じでした。
開幕式の後の福井商との試合はすべて見て、2-0の完封勝ち。予想以上に左右2人のピッチャーが良くて、手応えありでした。そして2回戦で予定通りこの2校が対戦することに。

結果は延長15回4-4の引き分け再試合。前半は完全に佐賀北のペースで、やはり1度試合をしている方が有利に思えましたが、後半になってからは全くの互角の戦い。ところが延長になってからは両方とも得点の入る気配がないぐらいの投手戦で、しかもファインプレーの連続。1球1球に選手も観客も、もちろんテレビの前の自分も集中してしまうぐらいの白熱した熱戦でした。昨年の決勝戦、早稲田実業と駒大苫小牧が記憶に新しいですが、心情が入っている分、たとえ2回戦の1つであっても感動に何も変わりはありません。

大阪で何のゆかりもない三重県と佐賀県の対戦を1球も見逃さず真剣に見ているのは、自分だけではないかと思いながらも、あっという間の15回裏。
そして試合終了後、観衆が立ち上がっての拍手。球場の温かさがテレビでも十分に伝わってきましたが、負けられない緊張感から選手も観客も解放されたようでした。アルプススタンドの応援団・OB・出身県の人・近所の人・たまたまこの試合を見に来ていた人、そんなすべての人を一体にし感動させる高校野球は素晴らしいと思います。

中1日おいての再試合は9-1で佐賀北が勝ちましたが、その後の佐賀北の戦いを見れば分かるように宇治山田商の評価が下がるものではありません。
毎年毎年いいものを見せてくれますが、今年もまたこの試合に1つ感動をもらいましたね。

その後の佐賀北の躍進は次回に書かせてもらおうと思います。
今は自分が注目した2校が引き分け再試合という、もう2度とないような珍しいことやねんから、何とかゲームは自分の勝ちにしてくれんかな、と思うばかりです。

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