「ペルソナ」のお話
ギリシャの古典劇で使われていた仮面を、ペルソナと呼びます。人は皆、よそいきの顔を持ちますね。普段とは違う仮面を被っているので、こういう心理現象を「ペルソナ」と、ユングが名づけました。社会生活では、よりよい人間関係を保つために、このペルソナも重要なものですね。素顔を隠して、自分という立場を、きちんと確保する、そう自分を護るために利用しています。鎧(よろい)といってもいいかもしれませんね。ただ気をつけていただきたいのは、体裁や自己防御のためにつけている仮面を、外す場所を持たないと、付けっぱなしという状態になり、仮面がペルソナでなくなってしまいます。どれが素顔なのかが分らなくなりますね。必ず外す場所を、たくさん見つけておいてくださいね。 いいえ、被る場所を決めておくことですね。普段は素顔で過ごし、必要であればペルソナを被るくらいの方がいいと思いますよ。
