カウンセリングサークルワイズ » » 摂食障害過食症回復へ愛のメッセージ » »疲労はブレーキの役割

疲労はブレーキの役割

季節は爽やかなのに、残業が続いて睡眠不足、う~ん、今日はちょっとだるいなと思うときが誰にでもありますね。疲労とよばれるものです。その疲労と呼ばれるものは、全身倦怠感とは、ちょっと異なるものなのです。大まかに区別しますと、何らかの疾患があり、その障害により生体に必要な活力を維持するために生じるものを、全身倦怠といいます。疲労は、適度な休養をとることにより、消失するものです。休憩と適切な何らかの補給により、今日から、またがんばるぞと元気になります。そして、この疲労は、身体を守ろうとする生体防御の現象ともいえますね。そう、ブレーキの役割をしているのですよ。そろそろ休まないと、倒れちゃうよと、教えてくれているのですね。このブレーキは、身体にだけでなく、心にも働いています。身体と心はつながっています。前述のように、適度な休憩で消失するのですが、それを怠ると、慢性となってしまいます。いつも疲れている身体が、心にも良くない影響を与えてしまいます。

だるい、しんどいは、身体が心が、休憩しようよと誘ってくれている状態ですので、その誘いに素直にのってくださいね。自分の身体の筋肉が、疲労物質の乳酸がいっぱいだから、マッサージして深呼吸をして酸素を入れてほしいといっています。不自然な姿勢が続いたので、お風呂に入って、血行をよくしてほしいということもあります。酸素を取り入れても、上手に使っていないよ、二酸化炭素が増えてきたよと、あくびがでますね。このあくびは、無意識に行なわれますが、全身の伸筋の収縮を伴った呼吸運動です。大きく口を開けたときに、顎の骨にある咬筋が伸びて、脳に働こうよと、信号を送っているのですね。また、身体で疲労物質が作られるとき、ビタミンB1がたくさん使われるともいわれています。栄養ドリンクなどには、この成分が含まれているのをご存知でしょう。使い過ぎたビタミンが戻ってきたから、ヨシ!またがんばるぞ!と声が聴こえてきそうです。身体のミネラルのバランスが崩れたときも同じですね。どうしても偏った食生活をしていると、いつもだるさが取れません。例えば、人間の身体は60%が水分で構成されていますので、塩分の多いものをとると、バランスが崩れてむくみます。むくみには、バナナ・トマトやジャガイモに多く含まれるカリウムを補って排出する方法もあります。身体は不感蒸泄と呼ばれる発汗とは異なる水分も、1日に900ml前後失っていますので、相当の量の水分のやり取りをしています。だから、水分もしっかり飲んでおこうかなって考えますね。このように身体の疲労は、マッサージや食べ物など目に見えるものや睡眠をしっかり取ることで、回復し消失します。元気を取り戻して、また活発に動くことができますね。

さて、心はどうでしょうか?身体も同じですが、上手に休憩を取らないと、慢性の疲労となってしまい、その疲労という感覚も鈍ってしまいます。「今日も一粒、元気がでる」心ざわざわ3で奏でました心の友の存在は、心のビタミン剤ですね。人それぞれ、ビタミン剤は異なりますが、心のビタミン剤は、どんなに明るく元気な方でも必要です。いつも前向きで、快活な方は、このビタミン剤が何かをご存知なのでしょう。心の疲労物質を上手に排出させていらっしゃるのでしょう。

心の疲労物質は、不安や悩みという存在かもしれません。「ああ、嫌だな」「どうしよう」と、不安や悩みは、誰にでも必ずあります。今も、何か「気になること」が自分の心にありますね。「嫌だ」と思えば思うほど、その不安が自分の中で大きくなっていませんか?悩むことの本質に、いろいろなものを飾って、大きく華やかにして、また悩んでしまう。心の疲労感が大きくなってしまいます。しんどいって、いつも心が不満気です。そして、自分という姿を、他の方から、良く見られたいという思いも存在しますね。その良い子でいるために、他の方の評価が絶対必要だと気が張ってしまいます。いつも肩に力が入っています。心も硬くしています。また、上手くいかなかったことを、他の誰かの責任にしたくなる気持ちもどこかにあるでしょう。毎日、いろいろ感じて考えると、身体以上に心も疲労感でいっぱいだよと、信号を送ってきますね。

それら悩みや不安の飾りを外して、本質を見ながら、「何が悩みか、何を不安がっているのか」と、整理整頓してみましょう。この心の疲労には、どのビタミン剤が必要なのかを、しっかり見つめたいですね。他の方の物差しも、お借りしましょう。この人の立場だったら、私の姿はどういう感じで写っているのだろう?と、視線の方向を換えてみましょうか。そして、私は、こう感じた、こう思っている、こうしたいんだけれど、こうでもいいかもしれない、こうやってみようかな。感じたことを、考えて、行動につなげていくのですね。決して高い目標やキラキラ美しいものを見つめないでくださいね。「花は紅・柳は緑」なんですよ。あるがままということです。すると、その不安を感じる自分の心は、感情がきちんと働いていることが分かります。あれこれ悩む心は、「どうにかしたい」と考えている、動いているのですね。上手くいかなかったと、行動を起こしていないとは、随分違いますね。行動を起こして、上手くいかなかったのは、行動を起こした自分は素晴らしいですし、上手くいかなかったことを次に活かすチャンス、努力をすることの機会が与えられたんだと喜べますね。不安や悩みや上手くいかなかったことは、自分にとって、マイナス要因ではありませんね。たくさんのことを考え、いろいろな経験ができて、プラスになっているのですね。こう考えると、心もよく動いてくれています。そうですね。ビタミン剤には、よくがんばってくれたね、ありがとうという感謝の言葉と、素晴らしいよという褒め言葉も含まれます。

自分の心の休憩。自分の心にぴったり合った心の休憩を探しましょうよ。身体の休憩と一緒に取ると効果が2倍になりますよ。自分の心の休憩は、自分が一番よく知っています。自分自身が気が付いていないだけかもしれません。ちょっと意識して探してみてください。思い切って、自分の心に訊ねてくださいね。「休憩、何がいい?」

関連記事:
  • 摂食障害-私の中の一部分
  • 摂食障害サポート人材育成神戸セミナー企画「私にできることを一つだけ」
  • 摂食障害過食症電話講習会
  • 限定300部「死んだら、アカン」岡本理香著の追加販売について
  • 「NHKラジオで摂食障害からの回復過程を語る」再放送について

  • カウンセリングサークルワイズ » » 摂食障害過食症回復へ愛のメッセージ » »疲労はブレーキの役割